終わりのセラフ第6話「新しいカゾク」感想

今期、うちの長女(中3)がもっともお気に入りのOPで、
うちの次女(中1)が原作買いに本屋に走った『終わりのセラフ』の感想です。

なんですかねぇ、こう…世界観といい、キャラといい…
久々に中2女子ホイホイ的なのが来たなぁ…と思ったら、
見事にうちの娘たちがハマってます。
次女のおかげで最新刊コミックスまで読了なので、
ちょこっとずつネタバレしながらの感想になってしまいそうです。

…でも、これ、原作読まない方が楽しめたかなぁ。
大人だとアニメ観てるだけでも、なんとなく先が読めてしまうんですが…
そこも含めて楽しみながら視聴できそうな作品という感じ。
でも、コミック読んでしまうとちょっと退屈…。
アニメならではの驚きはちょっと少ない感じです。
原作コミック読むなら、同時進行でアニメが進んだところまで…
がオススメですね。

前置きが長くなりましたが、第6話「新しい カゾク」感想です。
原作コミックスでは、ちょうど2巻後半あたりですね。

*****

(あらすじ)
黒鬼シリーズとの契約に挑んだ3人。
精神世界で鬼を調伏すれば、意識が戻り、契約完了。
君月、優の順に目覚めるが、
与一だけ鬼にほぼ持って行かれかける。
優とグレンの必死の呼びかけにより
与一は鬼を調伏し、
契約を完了する。
グレンは3人に実戦への参加を告げる。

*****

アニメでは与一と君月、優ちゃんそれぞれの精神世界での描写が
それぞれありましたが、
実は、コミックスで君月の過去が出てくるのはもうちょっとあと。
まあ…アニメでもきっと次に鬼と対峙した時に
もうちょっと詳しく語られることでしょう。

黒鬼シリーズ、一挙に3人取得…というのが、
実は結構すごいらしい。
まあ、グレンと同ランクということですものね。
グレンのはグレンで、先週の演出から見てもわかるとおり、
さらに特別ではあるようですが。

阿修羅丸もつぶやいてましたが、
「これだから人間は世界を壊す。」
 …これがこの作品の鍵なんでしょうね。

「人間は鬼より怖い。」
おそらくこれも真実。

本当の敵は吸血鬼じゃないのかも…ですね。

…で、阿修羅丸いわく、優ちゃんには1割近く人間じゃない部分がある…と。
おそらく何かの実験が施されてる…と。
(まあ、阿修羅丸さんてば、ご親切♪)

まあ、考えられるとすれば、孤児院時代か吸血鬼の王国時代ですが、
吸血鬼の王国時代にはほかの皆と同じ扱いだったので、
やはり孤児院時代があやしい。

同じ隊の皆が、「新しいカゾク」だと…グレンは言いますが、
それも孤児院の時のスローガンと同じだし…。

 グレンもあやしい、人間もあやしい、
クルル・ツェペシとフェリドもあやしい。

もっとその辺の疑惑をうまく掻き立ててくれると、
ずっと楽しくなりそうなのですが…
ちょっぴりプロットが甘い感じで
ドキドキするとこまでなかなかいかないですね…。

うちの中学生二人は、
すっかり今後の展開と所々で投下される萌えに
やられてしまっているようですが…ww。
 私はなかなかそこまで夢中になれんです。
アニメの動画もアクションはそこそこ動いて悪くないんですが、
普通の人物の動きに繊細さがないというか…。
もうちょっと色気のある動きとか、繊細な動きがほしいかなぁ…と。
裏のあるキャラが多いので、その辺で深みを持たせてもらえると
アニメならではの味わいが出てくると思うんですけど…。

次回、「三葉のチーム」。

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