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黒執事2 第12話『黒執事』感想~どうしてこうなった?~

落胆のあまり、 長い間書けなかった黒執事2 第12話『黒執事』感想です。 ほんと一体いつの話?というくらい過ぎてしまったのですが、 どうにもこうにも自分の中では「駄作」に分類せざるをえないというのが… なんとも悔しくて、感想を書くにも書けなかった次第です。 ��期より絵もきれいだったし、 櫻井さんの変態執事っぷりは結構楽しめたけれど… 肝心な部分がどうにも物足らない。 「悪魔との契約」というもののあり方と 「悪魔」という存在そのものについても、 もっとほかに料理の仕方があったのではないか…。 悪魔がなんでもできちゃったら、 それは悪魔ではないんですよ。 たとえ契約で望まれたとしても、 できないことはできない。 悪魔には悪魔の悲哀があり、 悪魔であるからこそ神の摂理から逃げられない部分もあり、 悪魔と契約してしまった人間には、何を手に入れても魂の安息だけは許されない。 だからこそ「悪魔もの」という物語は魅力的だったりするのですよ。 『死の島』が勝手に悪魔の聖地になってたり、 最終回らしく悪魔執事同志の戦闘があったりしたものの… どこか取ってつけたような盛り上がり方。 そもそも悪魔の剣、レーヴァテインのデザインがどうにも浮いてる感が否めない。 ��大体、唯一悪魔に絶対的な傷をつけられるのが、どうして悪魔の剣なんだか…。) ハンナの中でアロイスとルカが邂逅し、 クロードは自らの死によって、アロイスの価値を再認識し、 トランシー組はある意味完結したのでよしとしよう。 ��島が崩れて沈んだだけで、ハンナまで死ぬとは思えないのだけれど。) ただ…シエルがどうして悪魔にならなきゃいけないんだか…。 しかも皮肉にも悪魔になったことがシエルの魂の解放であるかのように描かれているし…。 そんなのありなんかい! ��期の終わりがあんな形だったことを引き継いだ歪みがもたらした2期のラスト。 ��期がちゃんと原作どおりだったら、 ��期ももっとじっくり楽しめたのになぁ…という気がして仕方ありません。 悪魔となったシエルがセバスチャンを従え続けるのは、 まがりなりにも生前の契約に従うものだとしても… シエルがセバスチャンをいじめて楽しんでるとしか思えない!(爆) 「魂を食べるまで永遠に執事である」なんて… すでに契約として成立してないと思うんですよね。 もう食べる魂ないんですから。 それを唯々...

黒執事2 第11話『岐路執事』感想(ハンナの手のひらの上ってこと?)

黒執事2は最終回を迎えた。 …が! 名古屋は来週木曜まで待たねばならない! 最終回は賛否両論ありそうな内容のようだが、 まだ実際に観ていないので、今はとりあえずまっさらな頭にしてから 来週まで待とう…。 (…って1週遅れってひどすぎ…orz。) え?1話以来、感想がすっかり途切れてるって? …すいません。m(_ _)m リアルが多忙だったとか、 1週遅れでやる気がなくなったとか… 言い訳です。はい。 ごめんなさい。 10話の最後で、ハンナの口の中のアロイスの目を見て失神したシエル。 この時、アロイスの意識が表層に出て来て、 シエルの体を支配してしまったということなのですね…。 (なんで、アロイスの目が必要なのかはわかりませんが…目の方になんらかの呪術的な力でもあったということにしておきましょう。) さて…ハンナとアロイスが仕掛けた“アロイスの心を巡る”スタンプラリー。 なんで大の悪魔が3人してそんなゲームに興じているのか… まあ…壮大な遊び心ってやつなんでしょうか? 暇つぶし??? …というか セバスチャンもクロードもハンナの手のひらの上…。 なんだかちょっと笑えちゃいます(苦笑)。 なんか…かわいいというか…。 出されたクイズには、 アロイスの気持ちに沿った答えが必要。 クロードが有利になるように… クロードが早く自分の許に来てくれるように…。 なんか…アロイスがちょっと可哀想。 例えるなら… 二股かけられたうえにフラレてしまって、 それでも必死に元カレの気を引こうとする女のような…。 (微妙なデジャヴ感で胸が痛いぜ…。(苦笑)) で、クロードは最終問題でアロイスの望む答えが分かっていながら わざと違う答え(=本音)を言う。 う?ん、悪魔というか、むしろ人間的ですらありますね(苦笑)。 “お前には興味がない”とわざわざ宣言するようなもので…。 案の定、クロードはふりだしに戻されちゃいます。 一方、1問目でミスって、さっそくバラに捕まってしまったセバスチャン。 ちゃっかり目だけでグレルにデスサイズを使わせて、 脱出。 「お利口DEATH♪」 (セバスチャン) グレル…すっかりいいように使われてます…(笑)。 しかも次の問題では、試しに×へ放り込まれてボロボロ…。 …って、そのあとグレルはどうした!? まるで出番なし。 10話からずっとついて来たのに!? ここで退...

黒執事2 第1話『クロ執事』感想(セバシエの方が主役?)

すっかり遅くなってしまいましたが、黒執事2 第1話『クロ執事』感想です。 もしかして…とは、思ったけれど、 結局盛大な釣りだった…ということでいいのかな。 (2話予告で「マグロの1本くらい釣れなくてどうします。」って言ってるし??) 1?2話はまだ仕掛けの途中という気もするので、 3話以降や終盤に種明かしがあると考えておいた方が良さそう。 ん?。でも『喰霊』でやったパターンだしなぁ…。 2話が『単(ソロ)執事』であること、3話が『女郎(メロ)執事』であることは分かっているので… 今回のシリーズの各話タイトルは『○○執事』ということか。 もともと原作では『黒執事』のタイトルが示す通り、登場する執事にはみんな色がついてましたし(クロードとタナカさん以外)、そのまま色でもよさそうだけど? (あらすじ) 名門トランシー伯爵家の当主アロイス・トランシーは、10代前半とおぼしい美少年。 生まれてまもなく行方不明となっていたが、最近、「妖精にさらわれていたのが見つかった」というふれこみで、本家の屋敷にクロード・フォースタスという謎の執事を伴い戻ってきた。 本家にアロイスが戻ってすぐ、前当主が死亡し、アロイスが家督を継いだらしい。 叔父のアーノルドは、アロイスの出自と相続に関して疑問をもち、神父と前当主と親交の深かったドルイット子爵を伴ってトランシー本邸を訪れる。 アロイスはクロードの力を使って、模様替えしてしまった屋敷を元通りに戻して彼らを迎える。 アロイスの神妙な演技にころりと騙される神父とドルイット子爵。 アーノルドの疑念は晴れることはなかったが、帰り際に大量の証券、土地や馬?の権利書などをばらまき、実質金の力で追い返す。 (要はアーノルドはお金に不自由していたらしい。この時代、投資に失敗して没落する貴族というのは珍しくないだろう。) そんな折り、嵐と共にあやしい旅人がトランシー家を訪れる。 屋敷の中でもコートを脱がないその旅人は、言葉巧みにアロイスに自分を地下室へ案内させる。 そこには、『New Moon Drop』(別名『魂の温度』)の紅茶缶。 旅人、いや、セバスチャン・ミカエリスの目的はその紅茶缶の中身。 そして、トランクの中身は意識もなく眠るシエルだった。 クロードをやりすごし、紅茶缶を手に入れ、シエルのトランクと共に屋敷を脱出するセバスチャン! 紅茶缶の中身は、ホー...

黒執事2が観たい!!なんで1週遅れやねん!

『黒執事2』にセバシエが登場してるということで… 俄然、ものすごくやる気が出たのに… なんで、東海エリアは1週遅れなんだよ?!!!(怒) 地方局は東京より基本遅れて放送するルールとはいえ、1週遅れはひどすぎる。 (…まあ、場合によっては1カ月遅れだったりする枠もあるのだが…。) 本当、最近の東海エリアはなっとらん!! 『マクロスF』の時は1日早いくらいだったのに… 哀しすぎる…。 バンダイチャンネルとかも7/15から配信だし、 それじゃあテレビの方がまだ早い。 (CBCは7/7からなのだが、調べてみたら…一番最後じゃん。) ああ…今だけ関西に行きたい(MBSは放送早かったんですよね)。 ネットの海へ泳ぎに行ってしまうかも…。 感想、書きたいのに…。 くすん。

『黒執事2』はどうして別物なんだぁ?!

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『黒執事2』がやっと始まると知って喜んだのも束の間… なんで、別物なんだ…orz。 登場人物がまるっきり違うなら、何故別のサブタイトルとか付けて、区別してくれなかったなぁ…。 櫻井さんも水樹さんも、別に悪くはないんですよ。 それはそれで…。 別ものとして観るつもりではあるのですが、感想は書けないかも…。 アニメ版の制作側は…本当、「黒執事が分かってない!」と思うのは、 私だけではきっとないはず!!! はぁ… 2期の方がお金ありそうなだけに、 絵もきれいになりそうなだけに、 残念でなりません。 さりとて決して1期の出来が素晴らしかったかというと、疑問の余地はあるのですけれどね。 ↓私としては、疑問の余地ありの1期の1話(現在無料配信中)。でも、絵は原作の雰囲気が崩れなくてよかった。   でも、今度の2期はいまいちノレない自分。 「黒執事」じゃないと思って観れば…それなりにいいかもしんない。

黒執事7巻感想

黒執事、二期決定〜!!!

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黒執事の二期が決定したそうです!! 今日、何気〜に、黒執事のアニメ版 公式サイト を覗いてみたら、15日付けで発表されてるじゃありませんか!! サイト内の用語解説とか、キャラクター紹介とか、一期の放送中にはおざなりにされてた部分もちゃんと更新されてるし! なんだか、やる気満々のようですねぇ…。 余程、DVDやグッズの売れ行きが好調だったのでしょう。   情報を集めたくなって、取り敢えずググってみた所、 諏訪部さんのオフィシャルブログ では14日付けで公表されていました。 また、それ以前に、14日のイベントでも発表されていた模様です(ブログ:“ 黒衣の貴婦人の徒然日記 ”様よりの情報)。 二期は、うれしい。 でも、あまり商業主義に走って、中身が空っぽな作品になってほしくないという想いも強くあります。 絵もきれい、声もよし… 問題は脚本と演出… というか監督。 監督は、是非一期と違う方で!!! …と言っても、きっともう決まってるんだろうなぁ…。 もっと、こう…原作の味わいをちゃんと理解していて、うまくそれをアニメに活かせる監督に来て欲しい。夏目友人帳みたいに…。 そしたら、もっと売れると思うのですがっ!!! どうですかスクエニさん!! (…と言っても届くまい…orz。) 少しでも、内容がマシになることを期待して、祈るしかないですね。 ※追記 いつも黒執事の世界にどっぷり浸かって、ノリノリの記事を書いていらっしゃるブログ: 薔薇色のつぶやき 様の所で、 枢 やな先生のブログ でも報告があったとのことでしたので、さっそく見て来ました! 6/15、16の記事で2期の報告ありましたよ♪ 16日の記事は、サントラ発売の報告なんですが、イラストが2期に喜ぶリジーとシエルの図になっております! それから、14日のイベント『その執事、終章〜最後の晩餐を貴方と共に』詳細については、ブログ: 一喜一憂 様のところで詳細なレポートをされています♪(行けなかった私も行った気分になれるような、楽しいレポートでしたよ!) まだ(その1)ということで、続きがアップされるようですので、楽しみです♪ なんだかんだ言って、アニメのセバスに会えるのを非常に楽しみにしてる自分がいます(笑)(期待は、裏切られるかもしれないけどね…)。 ↓それでも、きっと観てしまう…♪ぽちっとよろしくお願いします! 人気ブログラ...

黒執事 第24話『その執事、滔滔』最終回感想〜OPとEDの狭間で〜

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天使を倒した後、ゴンドラでの死への旅路がEDの風景、そしてラストシーンは、前半バージョンのOPラストシーン…。 なんかそういうとこだけやたら巧くまとめたつもりなんだろうけど、箱だけ美しくても、中身がないことには、ちょっと面白みに欠けてしまったような、黒執事 第24話『その執事、滔滔』感想です。 OPやEDとの絡みまでしっかり用意して、曲とのシンクロもばっちり。 そこまでやるからには、大筋は当初から出来ていたんだろうに、どうして中身のプロットがあんなにズサンなんだか。 特にアッシュ&アンジェラは、まったくもってやってることが、意味不明で支離滅裂。一貫性がなさすぎて、話をとことんくだらなくしてしまった…。 “本当の天使なんてろくなもんじゃない”ってのを、やろうとしたのかとも思ったけど…本来の天使そのものへの理解が足りないのではないか。 天使が厳格すぎるあまりに、人間社会にそぐわないという風にするには、アッシュ&アンジェラは自分の欲望にまみれ過ぎ、穢れすぎている…どうにもならないタダのキモキャラになってしまった。いじり方がなってない。 肝心要の天使のキャラづくりがなってないせいで、オリジナル部分すべてが台無しになっている。 (日野さんの演技だげが無駄に光ることに…(涙)。) 見せたいシーンだけを積み重ねても、物語としては、成立しない。 サービスシーンも、行き過ぎると、かえって引いちゃう。 この監督さん、“腐”方面の理解も、『黒執事』という作品そのものへの理解も、プロットの立て方というものも、さっぱり分かってらっしゃらないんじゃないのか…。そんな気がする。 反面、原作者の“枢 やな”は、よく頑張ってたんじゃないだろうか。 アニメ版のシエルの衣装をたくさん用意したり、オリジナルキャラの原案も描きおこしたり…よく働いたと思う。 アニメ版ビジュアル部分の質を上げるのに、貢献したのは、間違いない。 おかげで、見た目は原作のイメージに忠実、声もばっちりなのに、中身だけが酷いという中途半端なことになってしまった。この中途半端さが、いかんかったような…。もうちょっとデタラメなら、あきらめも付き易かったよ…orz。 原作エピソードが、比較的駆け足だったので、あそこをうまく膨らませて、使用人たちとの日常をもっときっちり描けば、それだけで24話もったと思うのだが。 どうしてオリジナルにしちゃっ...

黒執事 第23話『その執事、炎上』感想〜やっぱり…づくし。〜

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なんだかあまりにも予想どおり進んでしまって、これで本当に終わっちゃうの?な黒執事 第23話『その執事、炎上』感想です。 アッシュ=アンジェラの種明かしがあまりにも陳腐で、どう言ったらいいものか…。 アニメ版がお好きな方には申し訳ないのですが、辛口気味にならざらるを得ない気分です。 ヴィクトリア女王は自滅なんて、自業自得だからいいのですが、本当、イギリスの方には見せられない内容ですね…(汗)。 アッシュにより穢れを祓うことを拒否するような女王であれば、何故、穢れを祓って少女の姿になっているのか、説明が付きません。 シエルの言葉で、内省により、アルバートとの結合がおかしくなった…という描写でもなかったし、人物描写が薄っぺらすぎる。 合体人間となった彼女の死としては、一番自然な終わり方では、あったとは思います。   時間を止めて、女王の死をシエルのせいにしたトリックも、以前どっかの作品で見たような…。 アッシュも人間がダメなら、悪魔なんて安直すぎ。 穢れた絶望が至高の希望へ変換されるとは到底納得できませんが、アッシュは、到底天使とは思えん…。 セバスチャンが悪魔らしさ全開で、いい感じなのに比べて、アッシュが天使らしくないので、さっぱり引き立たない…orz。 どうせなら、アッシュも悪魔にしておけば、もっと違ったものが見れたかもしれないのに。\(*`∧´)/ 唯一の慰めは、今回、葬儀屋が、シエルに死を知らせて、別れのあいさつをしに来たところ。イメージ崩れなくてよかった…。 グレルも本来の死神らしかったし…。 使用人3人組とプルートゥの戦闘が音だけでなく、もっとちゃんと見たかった気も。 タナカさんの日記の内容は次回、明らかになるのでしょうか…。 セバスチャンの真の姿も…? EDのようにさくっと魂を回収して終わるのか…。 そう見せかけて、まだ黒幕がいるので、お預けとか…? あまり期待はしてないのだけれど…来週も極上のセバスチャンの悪魔な微笑みだけは見れそうね。 次回『その執事、滔滔』。 ↓ぽちっとよろしく♪ 人気ブログランキング参加中 黒執事アンソロジーコミック 虹執事 (Gファンタジーコミックス) 販売元:スクウェア・エニックス Amazon.co.jpで詳細を確認する

黒執事 第22話『その執事、解消』感想〜セバスチャンの企み〜

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なんで女王が合体少女で黒幕なんだか! 絵的にやってみたかったのかもしれないけれど、それじゃあまりにもお話としてどうよ!?と思った黒執事 第22話『その執事、解消』感想です。 ヴィクトリア女王がアッシュの手により、アルバートと体をひとつにされていたとは…ちょっと悪趣味。どうも、今回のスタッフは無駄に下品にオカルトだなぁ…と。 おまけに、アッシュによりすっかり洗脳されてしまった女王は、世界を破壊により浄化する手始めに、悪の貴族ファントムハイヴを、彼女なりのいらぬ手心を加えて始末した結果があれだった…とは、まったくなんのことやら。 それでは、シエルが捕われた教団がどちらかというと悪魔信仰的であったはずなのに、いつの間にかそれが穢れを嫌うアンジェラ(天使)の教団にすり替わってしまてるし!!どういうこったい!!![E:annoy] わざわざシエルを穢した意味が分からないし、自分達で穢しておいて、すべてを忘れて浄化されよ…というのもおかしな話。 スタートが原作どおりだったのに、無理矢理違う話に繫いだものだから、どうにも辻褄が合わないではないか!! まあ、セバスチャンとアッシュのエッフェル塔での空中戦とか、少女姿のヴィクトリアをアッシュがお姫様抱っこして、太陽を背に飛び去るとか、絵的にやってみたかったことは、わからんでもないけど… いまいちアッシュの中身が黒過ぎて、セバスチャンとの対比にならんのよ。 その後、ファントムハイヴ邸を、プルートゥを使って焼き討ちをかけるアッシュだが…なんでわざわざプルートゥの背に乗る必要があるんだか。 絵的には、ここはアンジェラの方がキレイな気もするんだが、趣味の問題なんだろか?まあ、屋敷の面々にアッシュが敵だと教える意味はあったかもしれんが…。 周囲への配慮から(アバーラインのような善良な人間を巻き込みたくないため)、セバスチャンに戦闘を中断させたシエルは、いたって常識的なのに、それに非常にムッとしたセバスチャンが いかにも悪魔っぽくはあった。 やっとシエルの魂が取れると思って張り切ってたのに、マテと言われたので、流石に腹にすえかねたか…。 突如、 シエルの前から姿を消したのは、セバスチャン流のお仕置きなんでしょうね。 タイトルと違って、契約そのものが解消された訳ではなかったですし。 異国の地でほったらかしにされて、身支度も満足にできず、イギリスにも...

黒執事 第21話『その執事、雇傭』感想〜使用人たちの正体は予想どおり〜

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それぞれ特殊能力があるのに、普段は普通にお屋敷の使用人をしている3人+タナカさんには、やはり別の顔がありました…という今回。 黒執事 第21話『その執事、雇傭』感想です。 やはり先週の予想どおりということで(笑)。 雇傭…とわざわざ傭の字を当てた方をタイトルに使用したのは、あの使用人たちが、実は傭兵としても雇われていたからでした。 メイリンは、超遠視を活かした、スナイパーで暗殺者。 バルドは、野生の勘で戦場を生き抜く兵士。 フィニは、究極の肉体に改造された被験体。 いずれもセバスチャンにスカウトされて、普段はドジな使用人として表の仕事をし、有事には、優秀な傭兵として、お屋敷を守ることとなった。 そんな彼らを取り仕切っているのは、タナカさん…なんですね。 (昔から、タナカさんはそういうポジションだったのかも。) 「ファントムハイヴの使用人たる者、このくらいできなくて、どうします。」 (メイリン、フィニ、バルド) この3人にとっては、良い職場なんですね。 みな、シエルのことが大好きだし。 シエルも、実は皆に感謝しているようですし。 こんなキナ臭い仕事も含めて、これがファントムハイヴ家の日常…。 まあ、原作に先駆けてのネタバレなんでしょうが、予想の範囲内でした。 メイリンが、眼鏡の下はきっと美形に違いないとは思ってましたが、結構鋭い視線の凛々しい美女でした♪ これは、これでいいかも。 それにしても、バルドはアメリカ人じゃなかったっけ??? 一体どこの戦線で戦ってたんでしょう? (なんか、背景にヤシの木が…。) 一番、意外なのが、プルートゥもちゃ〜んとお仕事してたこと(笑)。 エリザベスは、今回で出納めでしょうか。 まあ、彼女もあれでなかなかシエルにとって、年相応の時間を与えるのに役立っているのですね。 そんなこんなで、一日ゆっくり想いを巡らせたシエルは、パリ万国博覧会に乗り込む決意をしました。 来週あたり女王の正体が出そうな感じ…。 (あらすじ) シエルは、あれこれ今回の件、アバーラインの事、今後の事などを悩んでいた。 元気のシエルを励まそうと使用人達とエリザベスは、「笑顔で」「いつもどおり」の時間をシエルに提供しようとする。 コラーロは、ファントムハイヴ家を完全に葬るために、大勢手下をよこすが、ファントムハイヴ家の使用人達+プルートゥにことごとく撃退される。 ダメ使用人...

黒執事 第20話『その執事、脱走』感想〜胡蝶の夢は、劉だけなのか?〜豆知識付き

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すっかり黒執事の感想が遅くなってしまいました(汗)(ガンダムより後になっちゃいました…)。 なんとなく釈然としない終わり方だった今回。劉と藍猫は生死不明で退場、良い人すぎたアバーラインは殉職?につき退場…あんまりだぁ〜と思いつつ、黒執事 第20話『その執事、脱走』の感想です。 冒頭は劉の回想シーンから。 紅い花畑を散歩する幼い劉とその妹。 紅い花畑は芥子畑(芥子は阿片の原料)となり、劉の妹は亡き人に。 イギリスほかヨーロッパ列強各国による清の分割(租借)。 そして、劉の醒めぬ夢が始まる…。 ナレーションは大人の劉がそらんじる荘子『胡蝶の夢』。 つらすぎる過去が悪夢なのか、現実感を持てぬ今が夢なのか…。 シエルも、アバーラインも、劉も似たような過去を持ちながら、 進んだ道は違ったものに…。 劉は、夢にもがき、散る道を選んだ(ただし、舟から飛び降りたらしき描写があるので、一応生死不明…だと思う)。やはり、永遠に醒めない夢を見ていたのは劉なのか? アバーラインは、現実を認め、将来を夢見て、一番堅実な道を歩んでいたはずなのに、シエルをかばって劉の手にかかり死亡(いい人すぎると、やっぱり早死になのね…(涙))。 シエルは、未来を捨て、悪夢のような現実の中で戦っている(やはり、永遠に夢を見られないのは、シエル?)。今回、アバーラインと一緒にいると、シエルがなんだか普通の子供っぽく見えました。シエルも本当は運命から解放されたい気持ちもあるのかな。 契約によって縛られているのは、セバスチャンではなく、むしろシエル自身なのかもね。 劉の台詞「いつかこんな日が来るんじゃないかと…」に、ちゃんと落としどころがあったのは、よかったけど…、もう一度くらい同じ台詞を吐きながら、飄々と素知らぬ顔で再登場してくれてもいいかも(ちょっぴり期待)。 アンジェラは、何故シエルから手を引かせたがっているのか…。 イマイチその辺が分からないけど、セバスチャンがセメラレテるのが見れた〜!のは収穫かも? 「私が欲しいのは、坊ちゃんだけ…。」 ヤバい!ヤバすぎるっ!! 狙いすぎだろ!…と思いつつ、喜んでる自分が情けない(笑)。 (あらすじ) ジョン・スタンリー殺害は、劉の仕業(…とはいえ、仕掛けてきたのは、スタンリーの方)。 レディ・ブランを取り扱っていたのは、イタリアン・マフィアのコラーロで、スタンリーはそのス...

黒執事 19話の藍猫の台詞

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先週の黒執事での藍猫の台詞が中国語で分からなかったのだが、 2/21バツマルさんからのコメント で判明しました♪ 「シー、ダァグー」は「是、大哥」とワンセグの字幕に出ていたとのこと。 エキサイトとOCNの翻訳サービスでは、「はい、長兄。」と出たが、 Yahoo!の翻訳では「(これが)長兄です。」と出てしまった(あながち間違いではないのだろうけど?)。 まあ、今回の黒執事の訳としては、「はい、長兄。」なんだろうけど、なんで“長兄”なのかなぁ…。ヤ○ザの兄貴、兄さん、姐さん…みたいなノリなんだろうか…??? 中国語がさっぱりな上、マフィア映画もさっぱり観ない私としては、よく分からないし、ツッコミようもないのだけれど、とにかく分かってすっきりしました♪ バツマルさん、情報ありがとうございました! ↓这里,单击(ここ、クリックしてね♪) 人気ブログランキング参加中 (追記) バツマルさん、セイムさん(コメント順)からの情報により、今回の「是、大哥」は、マフィア的に「はい、兄さん(兄貴)。」であることが判明しました。 情報提供、ありがとうございました!

黒執事 第19話『その執事、入牢』感想〜夢から醒めないのは、ヴィクトリア?〜豆知識付き

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やっぱりアンジェラとアッシュ…なんだけど、アンジェラはどこで誰といるのか、それが問題!…な黒執事 第19話『その執事、入牢』感想です。 珍しく先が見えないサスペンス風味の今回。 おそらくは、ただ一人今回の裏事情を知る人物、劉の台詞がヒントになるのか? 「ねえ、藍猫。永遠に夢から醒めないのと、永遠に夢を見られないのと、どっちが不幸だとお前は思う?」 “夢から醒めない”のはヴィクトリア女王で、“夢を見られない”のはシエルなのか…。 ヴィクトリア女王はアルバートを失った痛手から阿片に手を染めたと? では、アンジェラの傍らにいたのは、ヴィクトリア女王??? (あらすじ) ある夜、テムズ河でゴミさらいをしていた少年の手により、一人の男の死体が引き上げられる。 シエルはアッシュより、その男、John Stanley(女王の裏のエージェント)の持っていた“ある物”を回収せよという女王の指令を受ける。 その“ある物”とは、なんであるか…女王の番犬たるシエルにさえ明かせない物だとアッシュは言う(アヤシすぎる!)。 スコットランドヤードからは何の手がかりもなく、シエルは、劉の阿片窟を訪れる。 シエルは劉に、テムズ河から上がった死体の所持品は自分が持っているという噂を流すように依頼。ところが、劉は「シエルが文書を持っている」という噂にすり替える。 一方、アッシュは独自にジョンの所持品を捜索。少年が見た“Cutty Sark”(=藍猫)目撃情報から劉を探り当て、陰謀を巡らす。 一方、メイリンとフィニが買い出し中に店員から分けてもらったキャンディは、包装はファントムハイヴ社だが、中身は、今ロンドンで流行中の新種の麻薬“Lady blanc”(白い女)だった! シエルとセバスチャンは馬車を駆り、ファントムハイヴ社のキャンディ工場へ向かうが、その途中アバーライン率いるヤードに拘束されてしまう。 なんと、ドックランド内の倉庫で大量の麻薬と共にファントムハイヴ社のキャンディの包み紙が見つかったというのだ。 そして、ランドル卿の言葉から、シエルは“ある物”が女王の親書であり、いつの間にか自分がその文書を持っていたことにされていることを知る。 新型麻薬密売の嫌疑をかけられ、女王の番犬たる特権も凍結、セバスチャンと別々に投獄されてしまうシエル。 シエルは、セバスチャンに時が来るまで抵抗しないように命じる。...

黒執事 第18話『その執事、転送』感想〜やはりアンジェラ=アッシュなのか?〜豆知識付き

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アンジェラ・ブラン!(=白い天使)なんて、安直な名前なんだ!! というのは、置いといて(笑)、葬儀屋が伝説の死神でびっくりな黒執事 第18話『その執事、転送』感想です。 葬儀屋は死神だったんですね〜。 これは、原作でもそうなるということですか???(まだ、コミックスでは出て来てない。) 葬儀屋の前髪の下は、グレルが一瞬で参ってしまう程の男前(しかも色気+ダンディと勝手に妄想する自分)のようなので、ちょっと見てみたい気も…いえいえ、素顔はアップで出さないで下さい。 存分に妄想したいので(笑)。 (あらすじ).。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。. シエルがアンジェラに連れ去られたのは、死神図書館。 悪魔だけではなく、シネマティック・レコードを改ざんしてしまう天使が図書館にいるのも問題…ということで、ウィルもセバスチャンとグレルに合流し、シエルの元へ。 そこではすでにアンジェラがシエルのレコードを改ざん中。 だが、これまでの人生と自分自身を否定することを良しとしないシエルの強い想いにより(それは両親への愛情の裏返し)、自らレコードを巻き戻し、アンジェラの手を逃れる。 アンジェラは、シエルを浄化できなかった腹いせに(?)、例の修道院へ戻り信者達を始末しようとする(自分が面倒みてた信者じゃないの!?) アンジェラが残した天使の結界で部屋に閉じ込められた一同。 そこには、なぜか葬儀屋の姿が…。 葬儀屋は、実は伝説の死神。しかも、幹部クラス以上に許される“デス・ブックマーク”を持ってる! 葬儀屋は、先日セバスがちょっかいをかけた信者のDoomsday Bookに「ピンクのしおり〜」で物語を止め、「赤ペン」を入れて次の展開に介入する。 セバス、ウィル、グレルは瞬時に修道院へ送り込まれ、彼らにアンジェラは修道院の天井へ磔(はりつけ)にされる。形勢逆転。だが、アンジェラの力の解放により、修道院は破壊される。 すべてが終わったかのように見えたが、実はまだ首謀者が他にいることをセバスチャンにより知らされるシエル。 シエルは、両親殺しの犯人を教えても良いという葬儀屋の申し出を断り、自分で犯人を探す決意を新たにする。 次回『その執事、入牢』 劉…今度こそ出番はあるのか? .。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。. ...