鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第17話『冷徹な焔』感想

種明かしが済んだ後で感想を書くというのは、なんとも書きにくいものですが、鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMIST  第17話『冷徹な焔』感想です。



この回はきっちり伏線が張ってあるように感じて観ていたのですが、その通りでした(笑)。
他のブログ様を拝見すると、原作とは多少順序が違っていたようですが、すんなり観れる構成になっていたように思います。



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マリア・ロス少尉は、第5研究所の時にバリーに撃った弾が所在不明との扱いで軍に拘束。



エド達はヒューズの死の衝撃から未だ抜けきれず…。
“どうして欲しい?”と尋ねられても、そりゃウィンリィも困惑するわね。
エドも、答えてもらおうと思ったわけではないのだけれど、つい本音が出てしまった…という感じ。
それだけヒューズの死は大きかった…。



でも、そんな雰囲気も、マリア・ロス少尉逮捕の新聞報道で一変!
物語は再び動き出す。



バリーがロス少尉のいる監獄を強襲!(ただし殺してはダメ(笑))
シンの人間と聞いて、条件つきでリンも拾って、
ロス少尉を救出しに…来られても、驚くわな、そりゃ!(爆)
このまま罪を着せられて処刑されるのと、バリーとの脱獄かどっちか選べなんて、まさに『究極の選択』だったと思いますが、
ロス少尉は逃げて生きることを選択!
バリーにエスコート(!)させて、脱獄に成功。
ロス少尉の射殺許可命令が出たところで、マスタング大佐が発火布を手に外へ!



その頃、新聞を見て、ホテルを飛び出して来たエド達とロス少尉達がなぜか遭遇!
バリーに示された逃走経路へ向かうロス少尉。
エド達を食い止めるバリー!!
そしてロス少尉とマスタング大佐が鉢合わせし、火の手が!!



残されたのは、消し炭になった死体!
怒るエドに対して冷徹なマスタング大佐。



いや~この辺、テンポ良く観れてよかったです。
明らかにロス少尉の脱獄と死が偽装されたものっぽいという伏線もちゃんと見えてたし…。
(新聞を見たバリーの反応とか、脱獄時の様子とか、しつこく何度もアップになった手首の認証番号とか…。)



焼死体の手首に巻かれた鎖が切れていたので、本物のロス少尉の手首から切って巻き付けたというのが分かるようになってました。



「ただ従え、それが軍というものだ。」(ロイ)



その台詞さえ後につながる伏線だったのですものね♪



はじめは怒っていたアームストロング少佐も翌日には、大佐の密命を受けたらしく、エドだけを連れて、名目上の「休暇」へ。



リザも今回のロス少尉の件が不服というふりをして休暇へ。



…で、鬼の居ぬ間に大佐は「エリザベス」と歓談しているふりをしながら、密談。



次回、『小さな人間の傲慢な掌』。



案の定、少佐とエドは砂漠の旅。クセルクセスへ向かうようです。



果たして、大佐の「釣り」はうまくいくのか!?



(思えば、大佐の見せ場がやっと来たかな…という感じですね♪)




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