鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第20話『墓前の父』簡易感想

鋭いけれど、何か飄々としていて、見た目はエドにそっくりな父、ホーエンハイム。
今頃、トリシャさんの墓前に現れたのは、故あって…のことなんだろうなと思う鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第20話『墓前の父』簡易感想です。 



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ホーエンハイムの指摘により、かつての人体錬成で錬成したものを掘り起こしてみることにしたエド。



過去の記憶と闘いながら、何度も戻しながら、それでも掘り起こし続けるエドの姿は、真の錬金術師たる姿…という気もしました。



事実を確認し、かつて錬成したのが黒髪の男性だったと知るエド。



恩師イズミさんにも自分の子を錬成しようとした時のことを問い合わせ、結果、別人を錬成していた事実を知る。



これらの事実から分かるのは、「死んだ人間は二度と戻ってこない」ということ。



逆に言えば、「死者を冒涜せずに済んだ」ということ。



思わずそのことに安堵するエド達とイズミさんの気持ちは、よくわかる。



多分、一番の罪の意識の根源はそこだったはずだから。



…にしても、では、錬成されたのは何だったのか…ということに。



エドが錬成したものには、アルが一時宿っていたし…。



イズミさんの方はよく分からない。



謎が解決したようで、そうでもない。



なんにせよ、ホーエンハイムがリゼンブールを訪ねたのは、ピナコや…もし生きていればトリシャさんを避難させるためだったのかも。



何か大きな仕掛けの準備が整い、近々何か起きるのは間違いないようです。



それにしても、アルの鎧…これまでは破片をちゃんと集めて再生できていたのに、今回は薄く引き延ばして再生することになってしまいましたね。



強度の問題とかもあるけれど、「魂の器」でもあるのだから、それで…いいんだろうか?また何かの伏線だったりして(汗)。



次回、『愚者の前進』。



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