鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第22話『遠くの背中』簡易感想

スカーの回想で明らかになるロックベル夫妻の死の真相。
やはり、スカーはショックのあまり錯乱してたんですね。
兄の腕がついていたということも…兄がしてくれた事だと、あの時はよく理解できていなかったし…。
…とはいえ、その事情をエド達に語ったわけではない。
話していれば、ウィンリィの気持ちももっと楽になったかもしれないのに…。
(まあ、スカーの方に、許してもらおうという気はないから仕方ありませんね。)





ウィンリィには自分を殺す権利はあるというが、そのかわり攻撃してくるなら敵とみなすというスカー。討たれるつもりがないんですねぇ。キビシイ。



それでも、ウィンリィの涙に過去の自分を重ね、ウィンリィをかばうエドに兄の姿を見て、自分のやっていることがイシュヴァールでのキンブリーと変わらないことに気づけたスカーは…少しずつこれから変わっていくのでしょうか…。



一方、エドに庇われたことで、踏みとどまったウィンリィ。
「お前の手は人を殺す手じゃない…。」(エド)



ありきたりの展開でも、やはりこういうのは、観ていて気持ちがいいもんです。



エドにとってウィンリィは本当に大切な存在なのですね。



ウィンリィ、ヒロインの面目躍如という感じの回でした。




一方でアルはすぐスカー追撃に。
エドがウィンリィのことをなんとかしてくれてるから、自分は…って、なんだかとっても大人びてきたような。
その前にも、言葉をかけて時間稼ぎを試みたり…。
アルはエドと違って冷静…ですよね。
エドより大人というか。
眠れぬ夜を不安と闘いながら越えてきたことで、自然と大人になってしまったのかもしれません。



そして、大総統とグラトニーの双方と渡り合い、ランファンをかばいながら闘うリン!!



めっちゃカッコイイじゃないですか!!



戦闘の技量だけでなく、気合いの面でも大総統に引けを取らないリン。



背負ってるものの大きさがやっと見えて来たという気がします。



大総統の左目のウロボロスの刻印がリンに見られてしまったので、ようやくエドや大佐側にも新しい情報がいくハズ…というところで、続きは次回。



アクションシーンのクオリティは高いので結構楽しめました。



次回、『戦場の少女』。



ランファン、頑張る。




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