劇場版『マクロスF 虚空歌姫?イツワリノウタヒメ?』感想(その1)
昨日、名古屋の109シネマで長女(小3)&次女(小1)も一緒に劇場版『マクロスF 虚空歌姫?イツワリノウタヒメ?』を観て来た感想です!
まず、劇場の様子ですが…、
いい具合に満席という感じでしたが、そんなにひどい混み方ではないので、前日深夜にネットで予約をとっておいたので、まあまあ真ん中の前の方で観れました。
ただし、来場特典のブックマーク(半券2枚と引き換え)は、観賞後でないと引き換えできないので、並びます。
半券2枚っていうのがミソですよね…。ここはやはり1枚に1枚欲しいところですが…。男のお友達同士で譲り合う姿もけっこうみられて、涙ぐましかったです。
さて、ここからはネタバレ含みますので…。
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全体としての感想
まず新作カットがほとんどだったのにびっくり!
旧作カットも何らかの処理をして違うシチュエーションで使われてたり、新しいアングルのカットを加えたり、台詞が変わってたり、同じものとして使われているところはあまりなかったと思います。
つなぎ方もよく工夫して映像的には違和感はほとんどありませんでした。
人物カットだけでなく、メカのカットについても同様の事が言えます。
特にメカ関係はバルキリーからフロンティア船団に至るまで、劇場版に耐えうる画像にしっかり作り替えられていました。
それに比べると人物の方は…あれ?…というロングカットが所々あったりはしました。もしかしたら、ブルーレイが発売になる頃には手が入ってもう少しきれいになってるかもしれませんが…(それでも、メカのとこだけ変わってたりして…(苦笑))。
問題なのが台詞…。
かなり設定が変わっているので、台詞も変化しているのですが、ところどころTVのままの台詞がつないで入っていて、それが流れを悪くしているように感じるところが何度かありました。
設定や人間関係について、余計な説明が一切ないので、人物の台詞はもうちょっと練られたものが欲しかったかと…。
2時間という尺に納めるために、人間関係もあれこれ整理されてました。
ランカは初めから美星学園のみんなとは知り合いで、アルトとは恋人未満な感じ。
(アルトは友達としか思ってないっぽいですが…。)
シェリルは、ランカと会う前から「アイモ」を知り、ランカ親子とも交流があり、11年前の事件とも関係ありそう…と立ち位置がだいぶ違う。
グレイスも今のところいい人っぽい?
ブレラはシェリルの専属ボディガード。
しかも中身はかなりメカっぽい(笑)。
でも、コート姿はイイ!!
ナナセは不在…に近い(パンフの身長比較図にちらっと)。
ルカも出番がほとんどない。
ボビーはオカマさんぽいシーンが少ないので、漢(おとこ)ボビーが引き立たなかったです…。
クランは美星学園の生徒になってますが、ミシェルとの関係はそんなに変わりません。むしろ、安定した感じ。
特徴的なのが、ミシェルとアルトの関係性がさりげなく補完されたこと。
(ん?小説の方、まだ読んでないのですが、関連性ありとみております。)
アルトと2ショットになってる人物って、シェリル、ランカ、ミシェルなんですよね…。突っ込んだ描写は一切ない(!)のですが、内面的には四角関係なんじゃないかと思ってます、私(笑)。
腐女子サービスも忘れてなかったのが、今回の見所のひとつかも。
いろんなカットでアルトがとにかく美しかった…。
髪をおろして、シェリルのイヤリングをつけて、シェリルと精神感応してしまうところが…なんで身悶えしてるんだ?!!(うわ?!)
シェリルのおふろ、グレイスのシャワーと比較しても、アルトのシャワーがなんか一番悩ましいような…(なんでやねん!)。
曲と場面とのシンクロはテレビ版の方が上…だと思うのですが、やはり大画面の迫力とライヴ感を感じさせるような息もつかせぬ戦闘シーンは見応えありだったと思います。
あまり心に残るものはありませんでしたが、なんだか長いプロモーション・ビデオを観てるような2時間でした。
ああ?なんか書いてるうちに散漫な文章に!!
まだストーリーと構成については、書き足りないので、また次に。
それにしても、ランカの一連のCMネタ、面白かったな?♪
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