鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第32話『大総統の息子』感想
ヒューズの墓の前で落ち合うロイとグラマン…。
でも、グラマン中将てばお茶目な人でしたとさ♪
ロイも最初は気づかなかったのですから、グラマン中将の女装もなかなかのもの!?
でも、その念入りな変装もキンブリーにはバレバレだったようです。
グラマンとキンブリーの階段でのすれ違いシーンは、昔の洋画チックでなかなか良かったです。こういうアングルって昔から多用されてはきたものの、いつになってもいいですよね。
それにしても、キンブリー…こんなに格好いいキャラだったのかしらと思った今回。
1話あたりの描かれ方だと、キンブリー…ただのイッテる人かと思っていたのですが、どうやら違ったようで…(汗)。
31話の出所シーンでは、ちょっとスカした奴のようでもありましたが、そうでもなくて…。
グラマンの変装に気づいただけでなく、早い段階でスカーの逃走が目立ちすぎ=陽動作戦である可能性にも気付いていました。
テキパキと指示を出しながら、状況を見極める様は、まるで有能な情報将校。
白いスーツも伊達じゃない!
キンブリー…、出来る奴です。
逃避行を続けるスカーと多分ヨキ(?)の行方もキンブリーには予想できているようです。
スカー達が一目につきながら逃亡したのは西部方面。
山間部で列車から飛び降り、北へ。
メイ達は東部まわりで北へ。メイといっしょに行動している方がやはりマルコーということなのかな。
さて、変装は知ってる人には笑えるものの、こちらもぬかりないグラマン中将。
ロイと会ったことで、グラマン中将もやる気になったようですが…ほんとタダモノじゃない二人ですね。
ロイは部下を引きはがされてしまった現状報告。
グラマン中将は過去に“不死の軍団に興味がない”と言ったせいで左遷されたことを告白。
リオールの暴動でも、セントラル軍が入ってきてから治安が悪化してたんですね。
「グラマン閣下ともあろうものが、地方の長で満足する気などカケラもないのでしょう?」(ロイ)
頼りにしたには違いないけれど、泣きつくのではなく、焚き付けるという形で助力を請うロイ。グラマンもきっとロイを面白い男だと思って気に入ってるから協力してるんだろうな…という感じがよく出てました。
さて、グラマンがイーストシティ駅でぶつかったシャオメイとメイがノースシティ行きの列車に乗るのをしっかりチェックしていたおかげで、ロイが持っていたシャオメイ(アル画)が、情報をつなぐ鍵となり、エド達もメイを追って北へという展開。
中央図書館でアームストロング少佐から“ブリッグズの北壁”「アームストロング将軍」への紹介状をもらったエド達。アームストロングってどうみても少佐の身内じゃないですか…!!OPの強そうな金髪のお方の登場のようですね♪
紹介状のアームストロング家の封蝋がヒゲデザインで笑えました。
こ、細かい…!!
エド達が図書館でセリムと出会って、大統領一家とお茶するシーンは蛇足な感じもなくはないですが、
「君たちの家族とは、少し違うが…。」(ブラッドレイ)
大総統も妻という大切な人を人質に取られているのと同じ…ということも含んでいる?(だってセリムは…なんですよね!?今回もみじんも感じさせませんでしたが。)
なんでもいいけど、大総統の奥様、ブラッドレイに張り手をかましたのが、交際のきっかけなんて…スゴすぎる!!!
次回、『ブリッグズの北壁』。
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