黒執事2 第1話『クロ執事』感想(セバシエの方が主役?)
すっかり遅くなってしまいましたが、黒執事2 第1話『クロ執事』感想です。
もしかして…とは、思ったけれど、
結局盛大な釣りだった…ということでいいのかな。
(2話予告で「マグロの1本くらい釣れなくてどうします。」って言ってるし??)
1?2話はまだ仕掛けの途中という気もするので、
3話以降や終盤に種明かしがあると考えておいた方が良さそう。
ん?。でも『喰霊』でやったパターンだしなぁ…。
2話が『単(ソロ)執事』であること、3話が『女郎(メロ)執事』であることは分かっているので…
今回のシリーズの各話タイトルは『○○執事』ということか。
もともと原作では『黒執事』のタイトルが示す通り、登場する執事にはみんな色がついてましたし(クロードとタナカさん以外)、そのまま色でもよさそうだけど?
(あらすじ)
名門トランシー伯爵家の当主アロイス・トランシーは、10代前半とおぼしい美少年。
生まれてまもなく行方不明となっていたが、最近、「妖精にさらわれていたのが見つかった」というふれこみで、本家の屋敷にクロード・フォースタスという謎の執事を伴い戻ってきた。
本家にアロイスが戻ってすぐ、前当主が死亡し、アロイスが家督を継いだらしい。
叔父のアーノルドは、アロイスの出自と相続に関して疑問をもち、神父と前当主と親交の深かったドルイット子爵を伴ってトランシー本邸を訪れる。
アロイスはクロードの力を使って、模様替えしてしまった屋敷を元通りに戻して彼らを迎える。
アロイスの神妙な演技にころりと騙される神父とドルイット子爵。
アーノルドの疑念は晴れることはなかったが、帰り際に大量の証券、土地や馬?の権利書などをばらまき、実質金の力で追い返す。
(要はアーノルドはお金に不自由していたらしい。この時代、投資に失敗して没落する貴族というのは珍しくないだろう。)
そんな折り、嵐と共にあやしい旅人がトランシー家を訪れる。
屋敷の中でもコートを脱がないその旅人は、言葉巧みにアロイスに自分を地下室へ案内させる。
そこには、『New Moon Drop』(別名『魂の温度』)の紅茶缶。
旅人、いや、セバスチャン・ミカエリスの目的はその紅茶缶の中身。
そして、トランクの中身は意識もなく眠るシエルだった。
クロードをやりすごし、紅茶缶を手に入れ、シエルのトランクと共に屋敷を脱出するセバスチャン!
紅茶缶の中身は、ホープダイアの指輪。
恭しくホープダイアの指輪をシエルの親指にはめるセバスチャン。
『さあ…坊ちゃん、お目覚めの時間ですよ。』
次回『単(ソロ)執事』。
冒頭の契約シーン…となりに寝てたのはどう見てもトランシー伯爵本人ぽいですよね。この後、お亡くなりになったのかなぁ…(汗)。
1話のOPは、アロイスとクロードの関係性をうまく示していて、なかなかよく出来ていましたが、多分、これ1話限定なんですよね?
アロクロが出ない回はあっても、セバシエが出ない回はもうないと考えると…多分トランシー家しか登場しない1話OPは1話限りと考えてよさそう。
制作費だけは余裕ありそうですね、今回。
ああ???クモ嫌いなんで、ちょっと助かったかも(泣)。
落ちて砕けた林檎に細かいクモがたかる図が…辛かったの??!!!
(林檎は『禁断の果実』だから意味深だけどね。)
何はともあれ
ドルイット子爵が出て来て、かなりうれしかった私(爆)。
やはりこの人抜きにはアニメ版『黒執事』は語れません!!
でも…なんか1期の時と比べて、雰囲気がDAIGOっぽくないですか!?
いえ…まあ、いいんですけど。
なんだかドルイット子爵がDAIGOに見えて仕方ありません。
(でも、どっちも好きですよん♪)
どうやらこの調子で少しずつ1期のキャラが出て来るようですね。
クロードのお部屋模様替えの一連のシーンは、なかなか見応えありましたが…
タップは笑えた(苦笑)。
なぜヴィヴァルディの『四季』を思わせるようなBGMでタップなんだい!!
準備体操だったにしても…やっぱ笑える。
でもその後のテーブルや敷物が宙に舞うシーンは、美しかったです。
…と感心してたら、アロイスに水をさされるし。
オーレ!ってアニメの動きが固いっ!!
やるならキチンと踊りらしいなめらかな動きにしてほしいです。
おまけにアロイス、下品だし、残酷だし…。
アロイス好きな方はごめんなさい。
見た目はともかく鬼畜系ショタというキャラはちょっと私は受け入れ難いです。
ハンナは…1話のOPでも2話のOPでも“意味ありげ”にたたずんでいるので、何か役どころがあるのでしょうが…しばらくは出てこない気も。
自分としては、原作キャラが活躍してくれる方がやっぱりうれしいです。
やっぱり原作キャラは、キャラがしっかり立ってるからか、見ていて落ち着きます。
執事対決のワルノリっぷりは…ここまでくれば愛すべき『黒執事』の伝統?という気もするので、楽しく観れました。
いずれ…またクロードとセバスチャンが対決する日も来るんですよね?
次回は、いつものメンバーでのいつものお話。
…でも、何故?ですよね。
う?ん、今回の監督さんは、じらすなぁ…。
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『黒執事』豆知識コーナー
クロード・フォースタスの名の由来
言わずと知れた“ファウスト伝説”をベースにした戯曲『フォースタス博士』から来ていることは間違いない。
読みが“フォースタス”と英語読みであるので、マーロウ作と断定。
『The Tragical History of Doctor Faustus』(1604頃)
Christopher Marlowe(クリストファー・マーロウ)作
マーロウの『フォースタス博士』は、数あるファウストを扱った作品の中でもとりわけ悲劇色が濃い。
主人公への救いはなく、契約期間終了後、容赦なく悪魔に地獄へひっぱっていかれる。
主人公のモデルとなった人物は実在したらしい。錬金術師で実験に失敗し、粉々になって爆死したと言われている。
作者のマーロウも謎に包まれた人物で、享年29歳の美男子で、無神論者。スパイだったという説も濃厚(大学在学中に諜報活動のため、度々長期無断欠席)。ガチな同性愛者であったことでも有名。
セバスチャン・ミカエリスは17世紀、フランドルの宗教家(エクソシスト)だったらしいので、名前だけだとセバクロ対決は、エクソシストVS錬金術師対決ってことになりますね!
(いや…ほんとどうでもいい話でした(汗))。
リッジウェイのHMBブレンド
アロイスが冒頭でクロードからサーブされる紅茶の銘柄、
Ridgway の“Her Majesty's Blend”。
1886年、ヴィクトリア女王がプライベートに注文したことに由来するブレンド名。
年代的にはアロイスのいる頃と合致するので間違いではないけど…
できたばかりの女王様専用ブレンドが他へ流出することってあるんだろうか?
ちょっとばかり疑問。
それともそれ程トランシー家が名門ってこと?
待てよ…アニメ版『黒執事』では、ヴィクトリア女王はお亡くなりになってしまっているではないか!!
(ああ…亡くなってるから、女王専用ブレンドを販売しても問題ないか…。)
ちなみに、日本でも入手可能。
販売元のハマヤが関西系に強いという話もあるので、関西系百貨店の方が手に入りやすいかもしれません。
(余談)
トランシーで検索したら、東京の株式会社Trancyというのがヒット。
エレクトロニクス関係の総合商社でした。
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実は…トランシー邸の壁を飾る絵画に見覚えがあったのに…結局、思い出せずorz。
情報がある方、コメントお待ちしています♪
なごやんさんこんばんは!
返信削除今期も豆知識楽しみにしてました~
そっち方面には全く詳しくないので助かります♪
それにしてもセバスチャンVSクロードにはそんな意味が…
その設定でも対決も見てみたいかもと思ったり(笑)
一回限りのOPもなんだか勿体ない感じですが、
OPのようにいつ二人の対決があるのか楽しみです
��原作キャラが活躍してくれる方がやっぱりうれしいです
時間軸がいまいちはっきりしてないですが、やはり原作キャラが出てくると嬉しくなっちゃいます
話の設定云々は別として好きキャラが出てくるとどうしてもテンションが違うものに(コラ)
前情報で散々焦らされたのでセバスチャンが出てきてようやく黒執事も戻ってきたな~と安心してしまいました♪
ここから暫くは前期キャラで話が進行していくんですかね?
ではでは、お邪魔しました!
李胡さん、こんばんは!
返信削除��今期も豆知識楽しみにしてました~
きゃ〜♪
楽しみだなんて、ありがとうございます。
でも、今期は少しネタが少ないかも。
��それにしてもセバスチャンVSクロードにはそんな意味が…
��その設定でも対決も見てみたいかもと思ったり(笑)
セバスチャンの神父さまって…胡散臭そう(笑)。
クロードは案外執事より錬金術師が似合ってたりして!?
��一回限りのOPもなんだか勿体ない感じですが、
��OPのようにいつ二人の対決があるのか楽しみです
なんか…最終回近くまでじらされそうな気も?
��原作キャラが活躍してくれる方がやっぱりうれしいです
やっぱり原作キャラだと落ち着きます。
どんどん原作キャラが見れるとうれしい♪
ひとおおり全部出て来たりして!?
��時間軸がいまいちはっきりしてないですが、やはり原作キャラが出てくると嬉しくなっちゃいます
これ…やはり夢オチとかなんでしょうか。
セバスの態度が1期と違う感じもするし(妙に優しい感じ)。
それでは、コメントThanksでした♪
こんばんは~。
返信削除ある意味予想していた展開だったのでがっかりしました(苦笑)
それ二番煎じじゃん!!という感じです。
妹には「あれはきっとシエル’(しえるだっしゅ)だよ!!」とか言われて地味にヘコみました。
いや、前期で都合により死んだ事にしといてまた「2期があるから生き返ってねv」とかいうのは、それこそ商業主義ではないかと。
しかも本当に「新しいシエル」とか「もう一人のシエル」とかだったら、かなり鬱になります・・・。
まぁ、一応視聴は続けるつもりですが、心底がっかりです・・・。
なごやんさんの感想と豆知識を楽しみにしております!!
よいこさん、こんばんは♪
返信削除��ある意味予想していた展開だったのでがっかりしました(苦笑)
��それ二番煎じじゃん!!という感じです。
あはは(^-^;。
確かに、1話は冗談半分で皆さんおっしゃってたような展開になっちゃいましたよね。
でも、紅茶缶とかホープダイア(呪いのダイア)とか、小道具の仕掛けが残ってるので、
その辺の扱いにちょっとだけ期待してます。
��妹には「あれはきっとシエル’(しえるだっしゅ)だよ!!」とか言われて地味にヘコみました。
いいですねぇ…妹さん。いい味出してます。
��しかも本当に「新しいシエル」とか「もう一人のシエル」とかだったら、かなり鬱になります・・・。
商業主義は今回もかなり匂いますが…この際目をつぶることにしました(苦笑)。
実は、「もう一人のシエル」はないと思ってます。
多分、シエルは1期のシエルのまま。
時間軸も1期の数ヶ月後ではないかと…。
夢オチもなし。
シエルの最近の記憶がクロードによって失われたのではないかと疑ってます。
��まぁ、一応視聴は続けるつもりですが、心底がっかりです・・・。
私もすべてオリジナル展開の2期には、ちょっとがっ