鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第64話(最終回)『旅路の涯』感想

終わっちゃったよ???!!(涙)
まさに大団円!!



って、劇場版だと???!?な



鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第64話(最終回)『旅路の涯』(たびじのはて)感想です。



実は…最終回を待ちきれず、少年ガンガンの最終回の方を読んでしまった私。



でも、漫画といい意味で少しずつ違って、



いい感じの最終回でした。





主な原作との相違点は、冒頭のシーン。



マルコーさんが提案する前から、



マスタング大佐はイシュヴァールを救うためにすでに行動を開始していたこと。



(病室で部下達とイシュヴァールについて学習中!(笑))



マスタング大佐が賢者の石で、自分より先にハボックさんの足を治すことにしたところ。



(ハボックさん、リハビリしなくてすんだね!)



ただ…病院でマスタング大佐とリザさんが同室



というのは…有りなのか???



まあ…いいですけどね(苦笑)。





ほかにも、細かいシチュエーションが若干違うけれども、アニメとしての見せ方や時系列を考慮したものと思われ、大筋には影響ない変化でした。むしろシチュエーションとして、より自然になった場面も多かったような気もします。



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スカーは、オリヴィエの手によって、アームストロング邸に収容され治療を受けていました。
“生かされている自分”というものを自覚したスカーは、本当に以前とは別人のようですね。
死んだ人間だから名前はいらない…というのは、自分を捨ててイシュヴァールの民のために粉骨砕身するという決意にも聞こえます。



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リンはメイに天位を継いでも、他の一族を滅ぼさぬことを約束します。



いつもながら…メイとシャオメイはシンクロしすぎ!(笑)



この一人と一匹のシンクロぶりもテレビでは見納めなんですねぇ…。



リンもすっかり帝にふさわしい男になった感じ。



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そして…エドとアルのウィンリィ宅への帰還シーン。



じっくり魅せ過ぎだよ??!(涙)



思わずじ?んと来ちゃったじゃない。



なんか、この辺の丁寧な作り方がスタッフの愛情を感じるよなぁ。



テーブルの上に“アップルパイの材料”(かごいっぱいの林檎と小麦粉の袋)があって…(いつもみんなの帰りを待ってるってことよね)。



ドアへゆっくりと近づいていくウィンリィ。



開くとそこにはアル…そして、エド。



視点はエド達へと移り、



そして、エドとアルに飛びつくウィンリィ。



ちなみに…うちの次女は、



この感動のシーン…



「え?、あれ、絶対怪我するよ?!」と申しておりました。



あれは…確かに痛いかも(爆)。



(我が家では、しばしば感動というものに水をさされます(笑)。)








さて、時は流れて、2年後。
エドとアルはすっかりたくましい青年になっておりました。
背丈は同じくらいなのに、エドはちょっぴり親父さん似でがっちり系、アルはお母さん似で細マッチョ系…な感じもします。



思えば…エドってずっと親父殿と同じ髪型をつらぬいてきたんですよね。
あんなに嫌っていた間(反抗期?)も、ずっと…。
素直じゃないねぇ…まったく(笑)。
そういうところも親父殿に似てるかも?



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セリムは元大統領夫人のもとで、すくすくと素直な子供に育っておりました。
(サイズも普通だ!(爆))
時々、グラマン中将…改めグラマン総統が直々に視察に来ているようですね。
おそらくは監視もついているのでしょう。
「あの子に異変が起こった時は…。」(グラマン)
「私が起こさせませんわ。」(元大統領夫人)
…やっぱ、ブラッドレイの奥さんはすごい人です。



セリムの額の印なんですが…
あれってどう見ても仏教で言うところの
悟りを開いた仏の額にできる『白毫』(びゃくごう)なんじゃないかと。



※白豪…仏(如来)
の眉間のやや上に生えているとされる白く長い毛。右巻きに丸まっており、伸ばすと1丈5尺(約4.5M)あるとされる(Wikiより引用)。



セリムは悟りを開いた
…ということなんだろうね。
一は全、全は一を知り、己の小ささを知り、宇宙(真理)の大きさを知り、
その中での自分のあり方、
自分の本当に大切なものを知った。
ブラッドレイ夫妻との人間らしい暮らしの暖かさ…とくに夫人への思慕の念は思ったよりずっと大きかったということなのだろう。
慈しむ心を知ったセリムは…これからもずっと人と関わって生きていくのかな…。



フラスコの小人の辿り着けなかった答えに、一番最初に切り捨てられたプライドであるセリムが辿り着いたということか。



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エドとアルはあいさつまわりの後、



それぞれ東と西に旅に出て…。



(あ、エドのこっ恥ずかしいプロポーズのことはこの際、横に置いといて!(笑))



EDの写真が後日談…。



あれ?アームストロング少佐だけ出番らしい出番がなかったよ!?



(写真だけ?)



スカーとマイルズはいい顔してるなぁ。



ハヤテ号は奥さんと子供ができて、



リンは皇帝に。



あれ…キメラさん達はサーカスに就職??



(もとに戻ってないのかな?(苦笑))



うぎゃ?!!マスタングにヒゲ!!!



後のメンツはあまり変わりないなぁ…(笑)。



エドとウィンリィのところは1太郎2姫ですか。



アルとメイも仲がよろしいようで。



旅立ちの写真のエドのコートって…



親父さんのコートとよく似てる…。



いや…本当、いい話だった。



スタッフの皆様、お疲れさまでした。



劇場版も頑張って下さい。



このブログに読みに来て下さった皆様、



シリーズ半ばで感想挫折してしまってゴメンナサイ。



また、時々遊びに来て下さい。



(多分、バサラ2は感想書くと思います。ええ…それこそ「鋼のような心を持って…」頑張らないといけないですね。)



劇場版…どうせなら「約束の日」で作ってほしいなぁ。




コメント

  1. なごやんさんこんばんは!
    ついに終わってしまいましたね…
    これだけ長くやってたのが終わると急激に寂しさを感じます(苦笑)
    ようやく戦いも終わってほっとできた瞬間、キャラのその後を描いてくれてよかったです
    ��素直じゃないねぇ…まったく(笑)。
    あはは、ホントこういうとこはホーエンハイムそっくりですよね
    やっぱりなんだかんだいってどこか追っかけてる部分があったのかなと
    何も言うことなくひっそりと逝ってしまいましたが、
    せっかく父親として話せるようになったのにもうちょっと時間があればなと思わずにいられませんでした(涙)
    ともあれ本当に綺麗に纏まってましたよね
    バトルシーンは言うまでもなくキャラの心情とか
    ここ数ヶ月は食い入るように見てしまいました
    あ、BSRの感想もしっかり読ませてもらいますね~♪
    自分は多分書かないと思うので…(笑)
    ではでは、お邪魔しました!

    返信削除
  2. なごやん(管理人)2010年7月6日 3:48

    李胡さん、こんばんは!
    本当、ついに終わってしまいましたね。
    じっくり長く楽しめたシリーズは久しぶりなので、ちょっと寂しいです。
    ��あはは、ホントこういうとこはホーエンハイムそっくりですよね
    ��やっぱりなんだかんだいってどこか追っかけてる部分があったのかなと
    なんだかんだ言って、エドはちゃんと親父さんの背中を見ていた…ってことなんでしょうね。
    かわした言葉は少ないけど…
    なんかこの二人に言葉はあんまりいらない気がします。
    ��ともあれ本当に綺麗に纏まってましたよね
    ��バトルシーンは言うまでもなくキャラの心情とか
    ��ここ数ヶ月は食い入るように見てしまいました
    ここ数ヶ月、本当に楽しかったですよね。
    キャラの心情の織りなす綾が伏線となって絡み合って…エドとアルを通じてみんながつながって…。
    ��あ、BSRの感想もしっかり読ませてもらいますね~♪
    ��自分は多分書かないと思うので…(笑)
    しまった…!(汗)
    バサラって感想書くのが難しいんだった!!(爆)
    李胡さん、ずる〜い!!
    それでは、コメントThanksでした♪

    返信削除

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