黒執事 豆知識番外編〜新EDのモデル画は?〜
黒執事の新EDのラストカットのモデル画となった19世紀印象派の絵のタイトルが、ようやく判明しました!
Arnold Böcklin(アルノルト・ベックリン)の『Die Toteninsel』(邦題:『死の島』)でした〜!!
…といっても、自分では結局思い出せなくて、1/30の記事にkoume jamさんから付けていただいたコメントでようやくわかった次第で…(汗)。
koume jamさん、本当にありがとうございます。
で、ご指摘にあったMBS公式サイト内の応援掲示板をチェックしたところ、
あった、あった!!(古いのでだいぶめくりましたが…[E:sweat02])
1/23 22:46のはなびさんという方の発言にありました!
(というか、こんなとこまで、チェックされてるkoume jamさん、すごいですね…。)
イギリス・ちぇ〜っく!(番外編)
(豆知識コーナー)
Arnold Böcklin(アルノルト・ベックリン)の
『Die Toteninsel』(邦題:『死の島』)
黒執事新EDのモチーフとなった作品。
19世紀象徴主義の作品(ずっと印象派だと思ってました(恥))。
1880〜1886年の間に5枚も描かれてて、その他にも大型キャンバスに描く前に、小さなキャンバスに試し書きしたものやら、スケッチなどが残されてたと思う(以前、この作品が日本で公開された時に現物を見たので…。詳しいことは美術展のパンフが実家にあったような気がするのだが…手許にない…orz)。
5枚あることは分かってるのに、なぜか1枚は行方不明。
1880年にマリー・ベレナより「夢のための絵」という注文を受け、2枚同時に制作。注文主に渡した方がニューヨークのメトロポリタン美術館蔵で、残された1枚がベックリンの生誕地であるスイスのバーゼル美術館に。
1883年作は、ヒトラーも執務室に飾ってたという曰く付きの品でベルリン国立絵画館蔵。
それまでベックリンがこの作品群を「墓の島」、「静かな島」などと呼んでいたのを、ベルリンの画商フリッツ・グルリットが『死の島』と命名したそうな…。
1886年作は、現存する中での最終バージョンで、ドイツのザクセンにあるライプツィヒ美術館蔵。
この『死の島』シリーズ、当時からかなり話題の作品だったらしく、銅版画家のマックス・クリンガー(この絵をモチーフにした銅版画を制作、一般に広めた)、画家のフェルディナント・ケラー(『ベックリーンの墓』制作)、作曲家セルゲイ・ラフマニノフ(交響詩「死の島」を作曲)などに大きな影響を与えたとか。
さて、わかったのは良いのですが、この『死の島』、黒執事EDのモデルになったのはどれかというと…多分これじゃないかと。
ライプツィヒ美術館にある1886年作の最終バージョン。
石壁の丸っこさと糸杉の分量や大きさからいってこれっぽい。
みなさんも、一度EDと観比べてみて下さい。
ちなみに私のお気に入りは1883年作。
多分、昔、私が国内展示で観たのはこれじゃないかな…と。
縦横が1m以上ある大作なので、実際に観るとかなりの大迫力。
何か、吸い寄せられるように観てしまう不思議な絵です。
波長が合わないと、さっぱりらしいのですが…(うちの親は、「へ〜こんなのが好きなの?」て感じでした(笑)。)
参考:アルノルト・ベックリンwiki、「死の島 Die Toteninsel」を巡る美術館の旅(この方のが一番詳しいです)、ヴァーチャル絵画館 (あろうことか、1枚ポジが反転(左右逆)しているようです)。
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