黒執事 第15話『その執事、競争』補足〜ヴィクトリア女王について〜

昨日、アップした黒執事 第15話『その執事、競争』の感想に、当ブログ恒例の豆知識コーナーを付け忘れていたので、補足します(TBは昨日の記事の方にお願いします)。



イギリス・ちぇ〜っく!
(豆知識コーナー)



ヴィクトリア女王
Alexandrina Victoria(アレクサンドリナ・ヴィクトリア)
(1819生〜1901没、享年81歳、在位1837〜1901)



インド女帝も兼任。



イギリスが産業革命で最も輝いていた時代から斜陽を迎える19世紀末まで、実に64年間も在位した(昭和天皇並みですね)。



わずか18歳で即位した彼女は、控えめでマジメで若々しく、イギリス皇室のイメージアップに大いに貢献した。アルバート公と結婚後も理想的な関係を築き、9人もの子供に恵まれ、国民に対して理想的な家族像を示した。



現在のイギリスのロイヤル・ファミリーに対する尊敬と親しみはこの頃培われたものらしい。



1861年に夫アルバート公をチフスで失って以来、ずっと喪服を着用。



ただし、喪に服して公に現れなかったのは2年間程らしい。



後は、“ほとんど現れなかった”というだけで、まったく来なかったというわけではない。



趣味は乗馬と日記と汽車旅行。



さて、黒執事は19世紀末、1888年頃(切り裂きジャックの事件のあった年)なので、ヴィクトリア女王は69歳。結構なお年である(15話では年明け後とおぼしいので1889年かも)。



だから、手ぶくろを脱いだ手があんなすらっとした若い手であるはずがない!



1887年の即位50年の時の写真はかなりどっしり太めなおばあちゃん…といった風情だ。



15話で現れた女王は明らかに細すぎるし、小さすぎる(80歳代の彼女は少しやせたみたいだが)。



(やっぱ、偽物!?)



それから、喪に服して以来、傍近くに置いて寵愛していたのは、ジョン・ブラウンという馬丁(従僕)。乗馬好きも含め、原作はこれに忠実であったが、アニメ版ではアッシュという貴族(多分)が付き添っている。



あ〜、原作の暴れん○将軍ちっくなヴィクトリアが観たかったな〜!!



面白かったのにぃ〜!!!



参考記事:



ヴィクトリア(イギリス女王wiki)



管理人さんがどうも元世界史の教師または講師らしい、ブログ『やっぴらんど』“楽しい世界史”より「ヴィクトリア女王」



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先週の答え(イギリスのキュウリはやたら太い。大きい物なら直径5cm程である)





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